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 year2009month04 

 

都会で同居すると、独りになる機会って全く無いのな。
あー道端に転がって可愛い女の子に踏まれたい。VANSの靴で踏まれたい。
重くない、重くないから大丈夫だよ。
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恋人 

ドラゴンっていうアイスクリーム屋がある。うちの地元に。
多分全然有名じゃなくって、周りでも知ってる人に会ったことはない。
けど、別に家から近いわけでもないそのアイス屋に、うちの家族はよく行っていた。
何かの帰り、例えば昼にデパートに行った帰りや、焼肉を食べた帰り、父と母と、僕たちが揃っている車の中で、誰からともなく、「ドラゴンのアイス食べようよ」という声が上がる。

ドラゴンのウリはソフトクリームだ(多分)。「スーパーゴールデンなんとか」という、味の濃いソフトクリームがおいしい。その一つ下のランクで、「ゴールデンなんとか」というアイスもあって、父は「スーパー」を食べて、僕らと母は普通のゴールデンを食べる。

うちの家族は、仲が良かったかと聞かれると、すぐには首を縦には降れないけど、かと言ってこのドラゴンのことを思うと、特別悪いわけでも無いんだと思う。

と、ふと思い出しまして。なんかドラゴンのソフトクリームが食べたいな、と思った。
で、こういう、山なし意味なし以下略の話を、うんうん言って聞いてくれる人ってあんまりいなくて、なんだけどまあこういう話しか思い浮かばないので、やっぱり駄目だったんだろうなあ。

* * *

今日図書館に行った。住宅地の中にある、古ぼけた、公民館という体の静かな図書館。おじいちゃんとおばあちゃんと、あとは少々の幼女。黄ばんだ夕方で、古い紙の色みたいな空の色で、小さく開いた窓から風が漏れている。そんなとこ。

生物学の棚の前に立つと、ふっと読みたい気持ちになるけど、そう言えばここ数年はこの手の本を読んだ記憶が無くて、読むにはたくさん気力が必要で、なにより先に、上司から貸された「ビジネス頭の作り方」みたいな本や、「アイデアはこうして生まれる」みたいな本を読まなきゃいけないから(それでも2週間ほど借りっぱなしなんだけど)、生物の本を読んでいる場合じゃない。

腐るほど時間があって、それを有効に活用してたとは口が裂けても言えないけど、幾ばくかはこの手の本を読んでいた学生時代を思って、いつものようにセンチな気分になった。

今度この手の本が読めるのはいつになるだろうか。仕事は楽しいから、毎日終電で、土日も仕事のこと考えながら過ごすのも平気なんだけど、広がらない。まだ何かを作りたいとは、やっぱり少し思っているのです。

40歳になったら、どうにかなってるだろうか?結婚はしてなくてもいいけど、趣味ぐらいは充実させておきたい。仕事辞めて別荘暮らしとかいいね。テレビもネットも無い生活すんの。そんで朝になったら砂になってんのさ。