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尾びれ談義にのっかろう 

尾びれの挙動における、魚類と水棲哺乳類の差異について、クッシーの尾びれ好きに影響されて考察してみる。彼がどれだけ尾びれフェチかは、この辺を見ればわかります。

今回の狙いは、人魚の尾びれが魚類型と水棲哺乳類型のどちらなのかを推測すること。これはそのまま人魚が系統的にどっちから進化したのかに対する答えにもなります。フィクションにあれこれ後付けしても意味が無いという指摘は聞こえない方向で。

まず、両者の尾びれの差異が、進化的にどういう意味を持つのかということを考察してみます。初めに言っておきますが、何の答えも出ませんでした。すみません。

魚類の尾びれは一般的に垂直方向に広がってますが、これに対してイルカを初めとする水棲哺乳類の尾びれは水平方向に広がっている。この差異は両者の水泳スタイルに起因しています。つまり魚類は背骨を左右にうねらせることで、水棲哺乳類は背腹にうねらせることで、それぞれ推進力を得ている。

左右方向に推進力を得る動き方は、両生類を経て爬虫類にも引き継がれている。ヘビやトカゲは左右にうねりながら移動しますよね。これが水棲哺乳類になると、途端に背腹方向のうねりに変わる。一体この間に何が起こったのか。



原始哺乳類はネズミに似た動物ということですが、水に潜らないんじゃあ考察のしようがありません。そこで出てくるのがカモノハシ。カモノハシは卵生であるにもかかわらず授乳するという、珍しい哺乳類。進化史でも、かなり早い段階で現在の哺乳類から分岐したと考えられている。

なんですが、このカモノハシ、既に水棲哺乳類と同様、背腹方向にうねる泳法にシフトしている。じゃあ、ってんで後期の爬虫類を見てみます。

最も進化した爬虫類は恐竜です。進化の尺度をどう捉えるかは難しいところですが、最も多様な機能を備えた、という意味ではやっぱり恐竜あと思います。

現存の爬虫類と恐竜を比べてみると、あることに気付きます。それは垂直方向への伸長です。現存する爬虫類は全て地に這う姿勢で移動します。四肢のつき方もそれに習い、水平方向に突き出す形をとっています。それに対して恐竜は四肢を体から垂直に降ろし、それに合わせて体を上下(背腹)方向に動かすことが多くなりました。

水棲哺乳類は、一旦陸棲化した後、改めて水棲化しました。クジラやイルカは偶蹄目(カバの仲間)から進化したと言われています。ここまで来るのに随分遠回りしましたが、ようやく結論が出ました。水棲哺乳類の泳法が背腹方向のうねりによるものなのは、陸棲化した際に左右方向へのうねりからシフトしたからだったのだと推測されます。なんか当たり前のことを言ってる気がするぞ。うん、気にしない。

さて、肝心の人魚です。そもそも人魚の尾びれは何なのか。足?尻尾?どっちよ?足だと仮定すると、人魚は人間が水棲化して進化した生物と考えることができます。大雑把に言うと、クジラ目の尾びれは尻尾です。下腹部に後肢の痕跡もありますし。
水曜なんですが、姉がメイド服を着るとのことなので、見たい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。なんでも恋人の誕生日用に買ったらしく、試着を評価してほしいらしいです。楽しい姉を持って幸せだと思います。

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