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だーんごーだーんごー 

今日から卒業研究に復帰。一ヶ月ぶりくらいか。
「とりあえずダンゴムシとワラジムシを獲って来い」
と言われ、スコップとタッパーを渡される。

枯葉や石の下を掘り返しながら学内散策。ダンゴムシとワラジムシは地味に棲み分けをしているようだ。初めに行ったワラジエリアで、ダンゴムシが見つからずに「だんごーだんごー」と呼びかけていたら、いつの間にか『たらこのうた』のメロディになっていた。

卒研は先輩が面倒を看てくれることになったらしい。一人で研究してるとすぐにサボりたくなるのでよかった。先生は解ってらっしゃる。

研究テーマは等脚類(ダンゴ&ワラジなど)の心臓神経の光受容の有無。早い話が、心臓を露出させて光当てて心拍数変わるかなあ、という実験。

心臓が光を感知している、という発見は、当時世界が泣いた発見だったらしい。その発見をしたのが、何を隠そうこの先輩である。先輩はフナムシについて深く掘り下げていたのだが、他の甲殻類についてもやってみようということで、今回私がお手伝いすることになった。

「勘弁してくれよと思ってますよね?」と聞くと、
「よく解ってるじゃないか」と返してくれる、とても良い先輩です。気を遣われるのは怖いですから。ほんと僕の人生、人や環境には恵まれてると思います。

でもできれば一人で生きていけるくらいの性格に恵まれたかったです。


*ゆーれー*
幽霊っていると思います?いや、すごくナンセンスな質問をしてることはなんとなく解るんですけど、具体的にどうナンセンスなのか解らなくて困ってます。

幽霊が見えるって人はたくさんいますよね?で、たくさんの(胡散臭い)物的証拠もたくさんある。そういう事実が歴史や地域を問わず存在するということは、当の幽霊の存在もはっきりしていいと思うんです。ニュートリノなんかを研究するより、ずっと人間社会に貢献できると思うんですよ。

なのに、幽霊に対しては未だに本格的な科学のメスが加えられていない。幽霊を扱っているのは、主に心理学()、文化人類学()くらいですが、それらも例に挙げた程度のものです。

これだけ世間でもてはやされている幽霊が科学の対象にならないのは、
(1)幽霊は科学することが不可能
(2)幽霊の科学は隠蔽されている
のどちらかだと思います(この辺から妄想分が増してきます)。


まず(1)の、科学は幽霊を扱えない、という命題について考えてみます。
科学とは、論理の実証であります。具体的に言うと、普遍性と再現性を求められるのです。いつ、どこで、誰が、何度やっても、指示された手法からは同一の結果が出る必要があるのです。

ただ、これはガチガチの理系の場合です。一般に文系と呼ばれる学問では、そう考えるのが「もっともらしい」という推論の集積によって成り立っています。何がもっともらしくて、何がそうでないか、とはつまり、マジョリティ・イズ・ジャスティスなのです。

では、幽霊をどのようにもっともらしく科学するか。普遍性と再現性の観点からみてみます。
まず、時と場所。これは有名な心霊スポットに夜行けばよい。次に、100人ほど霊感があると自称する人たちを集めて、それぞれ独立にその心霊スポットを訪問させる。そこで見えた霊の情報を詳細に記録し、統計を取る。
おおまかにはこんな感じでしょうか。
もちろん、「もっともらしさ」の精度を上げるために、細かい点は詰める必要があります。実験前後は被験者を情報的に隔離して、結果を被験者自身が捏造できないようにしたり、忘れた頃に同じ場所に連れてきて、再現性を確かめるなどです。

しかし、ここまでではまだ誰も納得しないでしょう。なぜならこの実験の「データ」は、あくまで人間の言葉だからです。人間は機械と数字の言うことしか信じません。電場や磁場の変化など、理学的なデータが必要です。
ただ、恐らくは既に誰かが試してるんだと思います。そして有意差が見られなかったんだと思います。こうなってしまえば、あとは悪魔の証明で、新たな観測機の登場を待つしかないわけです。

幽霊を真面目に科学するのは、当たり前ですけど、難しいです。


遅くなりましたが、(2)の陰謀説を考えてみます。
これだけ世間で騒がれている幽霊、きっとどこかで誰かが研究しているはずです。イオンド大学じゃなくたって、もっと有名な大学が研究してたっていいし、少なくとも、何らかの科学的データが広く世に周知されていてもいいと思います。

なのに、テレビですらもそんな実験をやってみようとしない。なぜか。明確ではないが、「存在しない」と誰しもが思ってしまうようなデータが既に出ているが、公表するとオカルト産業が潰れてしまうからであります。悲しい真実として、科学は金にからっきし弱いのです。
もともとその存在を信じる人が少ない現象ですから、余計にマジョリティの前では無力なんだと思います。

天動説に屈したコペルニクスが、この現代にいるのかも知れません。
*マジョリティ・イズ・ジャスティス*
なんかまた青臭いことを言うのもあれなんですけど、"正しさ"というものがあるとすれば、それは多数派なんだと思います。

正しさ、という概念は人間にしかないです。なのでそれを決めるのは人間の数です。大多数の人が「理解できれば」その問題は正しいということになります(理解とは何か、というのは割愛)。

では、どうすれば理解できるか。一番ポピュラーなやり方が、"論理"です。「論理的に正しい」ことには、誰も文句が言えません。なぜか、みんなよく考えれば解るからです。よく考えれば解るのは、自然が論理で成り立っているからです。石ころを見れば、1+1は2になるからです。

なので、「論理=正しい」という等式は、ほぼどんな時も成り立ちます。が、本当に私見で申し訳ないですが、論理こそ正義と当然のように信じて他人を評価する人は大嫌いです。「1+1が2になるのは当然でしょ?あんたバカじゃないの?」という人間は吐き気が催して虫唾が走って棘突きの電動泡立て機で内臓をかき回してやりたいくらい嫌いです。どちらかというと私は論理主義者に見下される側なので。

論理がなぜ正しいと感じるか、さっきも言いましたが、自然界で実感できるからです。そのために、教育の現場では「理科の実験」という洗脳を繰り返しかけ、「こうすれば、こういう感じで、こうなるでしょ?」と、論理を元に作られた実験で、論理を実感する数字をはじき出します。

そう言った、言わば"体感型共同幻想"に倣うのはいいんですけど、真理だと勘違いしちゃいけないと思うんです。まあ、そこは個人の好みですけど。

ただまあ、集団の場合は、多数が納得できる論理に従うのはいいんですけど、個人間の問題で論理を振りかざすのはやめて欲しい。仲良くするのが目的なのに、「私は正しいから直すのはあっち」とか、「僕が悪いから僕からは何も文句は言わない」とか、歩みよるのは双方だし、言いたいこと言わないと話は進まないのに、みなさん論理を盾にしたがる。それは論理の盾が強いから。それに隠れていれば、他人からはお墨付きがもらえるから。当事者同士の問題なのにね。

と、こういうこと言うと、自分たちのことを言われてるんじゃないかと疑う人が2名いますね?違います。うざくてすいませんね。青臭いこと言って間違いを指摘されないと、ずっと独り善がりのまんまかな、と思って書いただけなのです。

まあ、22歳で言い出すことじゃないけどね。

comments

等脚類と聞いて、グソクムシに目がない僕がきましたよ。

突然に幽霊の話に飛んでびっくりしたけど、あえてタブーに触れてきたね。今日のコメント欄は嵐の予感がビンビン物語。

じゃあ種火投下ということで「僕は幽霊を否定します」宣言。

この手の話に正解はないので、あくまで自分の観点から論ずると

①幽霊を信じる人には幽霊が見える、信じない人には見えない謎
→逆もまた然りなんですがね。ここで疑問なのは「幽霊は恐怖を感じる状態で見えやすいこと」なんですよ。「明るい部屋で、大勢でお笑い見て、大爆笑してたら幽霊を見た」なんてほとんど聞きません。暗くて不気味…など、幽霊を見やすい状況がないと見えにくいなんて謎。

②幽霊を科学で証明できない の矛盾
→幽霊がいないことは証明できます。物理化学的にでもなんでも。
幽霊が物を動かすとしたら、そのエネルギーはどこからでてくるのか?おそらく信じる人には「それが幽霊だからこそ」と言うところでしょうが、かつてカマイタチといわれたものが真空によるものだったり、山頂の巨人がブロッケン現象だったり、どんどん解明されているのです。
困るのは「幽霊・幽体がいないなら、人間は分子の塊なのに、なぜ考えるの?」という質問。哲学に摩り替えられても困ります。そして、考えるのは脳みそが分子コンピュータだからです。これで十分証明できてるはず。挙句に神とか持ち出されたら、それこそ哲学や神学の領域です。

信じるか信じないかは個人の自由。
でも、他人がこう言ったからこっち…的な意見はちょっとね。これまでそういう人にはたくさん会ったけど。

あえてタブーに触れたYouはすごい。



ちなみに1+1=2は数字として「1と1を足したら2ね」って決めた概念であって、それは揺ぎ無いんじゃないかな?
現実にはそうでない(たとえばアルコールと水を1cm3ずつ足しても2cm3にはならない)こともあるけど、1+1=2は決まり(同様に質量は1g+1g=2g)だと思うよ。

僕は理系だから、どうしても筋道立てて自然科学的にしか考えられないけど、この日記はいつも楽しく見させてもらってますぜグフェフェ。
  • [2006/11/07 12:33]
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おおう、かなり熱いお便りありがとう!
なんつーかね、いて欲しいわけじゃないんだけど、いるのかいないのかどっちかハッキリして欲しいわけなんですよ。

>①
「気分が良いと疲れにくい、気分が悪いと疲れやすい」のと同じじゃないかしら。すごーくオカルトチックな説明を考えると、人間が恐怖を感じると脳で○○物質が産生されて、それが第6感を~とか。もしくは幽霊を構成するエネルギー体が暗闇で視認し易い、とか。

>②
幽霊のエネルギー源は、その辺の電磁波とかでよくね?地磁気とか、別になんでもいいんだけど、そのエネルギー源が、現在の科学では検出できなかったらお手上げだよね。だから現実問題として、幽霊については、「いないとは言えないが、現在の科学では証明できません」という立場を取る事しかできないはずなんだよ。なのに、それすら大々的に発表されて無いのが不思議に思ったわけ。

分子コンピュータかー、詳しいことは解らんのだが、人間の脳味噌は不思議だよねー。だってサイはサイのすることしかできないのに、人間のできることってどんどん増えてるもんねー。古代ギリシャの人間からみたら、僕らはもう神だよね。だったら今、神の領域と思ってることも、いつかは人間ができるようになるのかも。てことは人間は神そのものじゃないかしら。

人間が絶対に出来ないことってなんだろうなあ。宇宙とかはそうだろうけど、とんちっぽく思い付かないかなあ。

>「1と1を足したら2ね」って決めた概念
書き方が悪かったかなあ。言いたかったのはね、みんなで示し合って決めただけの概念を、それが真理であるかのように人に押し付けるのが嫌だなあと思ったの。

あれー、そういや論理ってなんだ?全部が全部、数学みたいに定義したことじゃないよねー。論理的に正しいってどういう時のことを言うんだろう。

ということを考え出すとですね、他人に対しては、もう単純に「空気嫁」としか言えなくなってくる。だから口論とかは嫌いなんだよ。
  • [2006/11/08 19:53]
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  • 食パン
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