fc2ブログ

 

人が他人に干渉する行為、その本質はすべて"攻撃"であり、"略奪"である(*1)。
それが有形無形の相互承認契約を経て、"優しさ"であり、"好意"に変容する(*2)。
無条件のそれらは存在しない。
なぜなら、人間という意識体は、何人にも侵犯されない独立した存在だからだ。

誰かを幸せにしたいと願う者は、そのことを忘れ、"与えることができる者"として傲慢になってはならない。


「うるせえ!! 全部俺のもんだ! 孤独も、苦痛も、不安も、後悔も……
勿体無くってなあ、てめえなんかにやれるかよ!!」

プラネテス Phase 22「暴露」より


*1 これは生物の世界でも同様である。遺伝子レベルで"個"を保とうとする初期生物でも、縄張りを主張する後期生物でも、万人の万人による闘いを繰り広げた初期文明でも、どの実例においても、生物は誕生以来、自分以外は全て環境=適応すべき他者として存続してきた。

*2 ある種の魚類において、交尾はまずメスがオスの縄張りを侵犯することから始まる。何度も侵犯→撃退のプロセスを繰り返した後、最終的にオスはメスを受け入れ、交尾に至る。ジャコウネズミにおいても同様の過程がみられる。

comments

submit_form















管理者にだけ表示を許可する

trackback

this_tb_url
http://albicetus.blog40.fc2.com/tb.php/395-d04ebeb8