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ケータイゲームつくりたい 

携帯電話で遊ぶことのできるゲームには、大きく分けて、Flash型とアプリ型、最近流行のSNS型がある。

Flash型は、WEBサイト等でも使用されているAdobe社のFlashを用いて開発を行う。特徴としてキャリアを越えた汎用性や、インターネットブラウザ上で動作する手軽さ、容量制限・機能制限の厳しさなどがあり、通常は無料のミニゲームなどの制作に用いる。

アプリ型は、主にJavaを用いて開発を行う。Flashと比べて容量・機能ともに自由度が高いが、開発の敷居が高い。一般的に「ケータイでゲーム」というとこちらを指すことが多い。

SNS型というのは、mixiアプリに代表されるもので、mixiの他にモバゲーなどのSNSサイトが公開している開発環境を用いて開発を行う。基本はWEBアプリなので、phpなど。容量・機能等の仕様はSNSや条件等によっても異なる。

* * *

どんなものを作るにしても、「何を作るか」というのが重要なのはさておき、
ケータイゲームの開発において、まず決めるべきは供給プラットフォームの選択である。

Flash型の場合は、Flashのバージョン選択、
アプリ型であれば、docomoなのか、auなのか、はたまたiPhoneなのかといった、端末(キャリア)の選択、
SNS型であれば、現時点ではmixiなのかモバゲーなのか。

どのプラットフォームに向けてゲームを提供したいかによって、開発するためのプログラミング言語や、開発環境、そこでの課金方式が異なる。

ケータイゲーム自体の販売である程度の収入を得たいと考える場合、
基本的にはアプリ型かSNS型でしか課金を行うことができない。

どちらのタイプも、キャリアやSNSに収入の何割かを場所代として支払う必要がある。
厳密に言うと、個人のWEBサイトで個人間の銀行振込みなどで販売する方法もあるが、現実的ではない。

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ではどのプラットフォームを選べばよいか。
それは、今後どのプラットフォームが伸びるか、という話でもある。

以下にそれぞれのプラットフォームを、マーケット的な観点からまとめる。

■アプリ型
基本的に市場は飽和しているため、アイデアに加え、高い開発力も必要。
ただし、キャリアが積極的に販促するため、ユーザーへのリーチが一定量見込める。

docomo: 5500万人
⇒パイの大きさはトップ。以前はパケット定額加入者が少ないなどのマイナス材料もあったが、現在はデータインフラで他を突き放し、優良ユーザー(課金をするユーザー)も多い。
開発環境が独自仕様のため、他と使いまわしができないというデメリットも。
また、アプリ販売の権利取得の際に審査を受ける必要があり、個人だとまず無理で、法人でも厳しいと言われている。保守的なので、個人開発は厳しいかも。


au: 3100万人
⇒定額制加入率や、データARPU(ユーザーが支払う通信費の平均)も3キャリア中トップ。一時期ほどの勢いは無いにせよ、優良ユーザーの割合は高い。
ただし、開発環境は他がJavaベースなのに対し、C言語ベース。
アプリの販売権利は法人のみ。


SoftBank: 2100万人
⇒2台目需要として持つことが多く、基本的に定額加入率やデータARPUは低い。
ただし、開発環境はもっともベーシックなもので、販売権利も特定サイトが代行して行うことができ、個人でも収入を得ることができる。


iPhone(SoftBank): 300万人(国内・推定・http://netafull.net/iphone/032870.html)
⇒課金を行う優良ユーザーが多く、現在もっとも市場の成長率が高い。
国内でも、F1層や主婦の利用が増えたことでキヤズムを越えたと言われている。

現在では、日本国内でしか販売することができないが、今後オープンになった場合、
全世界では数千万のユーザーをターゲットにすることができる。

ただし、タッチパネルのため一般的な日本的ゲーム(RPGなど)を作った場合、ユーザビリティに懸念がある。
プログラミング言語はC言語ベースで、Macが無いと作ることができない(※調査中)。


Android: 不明。ただし国内販売は1端末のみ。
⇒来年末あたりから、本格的に市場に投入されはじめる予定。
来春に、まずソニーエリクソンがdocomoで発売。その後、携帯端末シェアトップのSHARPも、国内ケータイのメリットを活かしたAndroidを販売予定。auも、現在のプラットフォームを徐々にAndoroidにしていく予定という話もある。

まだまだiPhoneには認知の面でも、完成度の面でも追いついていないが、iPhoneがアップル社単独のプラットフォームなのに対し、こちらは純粋なオープンプラットフォームのため、2012年にはiPhoneの販売台数を越えると言われている。

ただし、Androidはオープンゆえに、端末側の統一が見込めない可能性がある。
例えばタッチパネル搭載・非搭載、カメラ搭載・非搭載というように、メーカーやキャリアが自由に搭載デバイスを選ぶことができる。結局、オープンプラットフォームと謳いつつも、キャリアやメーカーに縛られたものに落ち着くのではないか。


■SNS型
今回言及するものの中では、恐らく最もホットで、今後伸びる市場と思われる。
ゲームシステム自体も既存のものの使い回しでよく、人と人とがつながる仕組みであればある程度のユーザー数が見込める。
SNS特有の気持ち悪さが気持ち良いコミュニケーションをうまく刺激できればヒットできそうな気がするので、心理学や対人コミュニケーションが得意で、頭が良くて性格悪い人向きだと思う。

mixi: 1700万人
⇒サンシャイン牧場が260万ユーザー、mixi通信簿が230万ユーザーとのこと。
PVによる広告収入とアプリ内課金による収入がある。

モバゲー: 1500万人
⇒mixiのパクリ。ゲームそのものよりも、集客や広告の方に力を入れているらしい。

* * *

上記の内容を鑑みて、個人的に開発してみたいのはAndroidである。
なぜか。
まず、何年後になるかは判らないが、ケータイは必ずミニPC化する。
ワイヤレス網の発達、位置情報システムの発達、情報のクラウド化、既に技術的な面ではその方向へ動き始めている。

確かに、今の普段の生活で、外出していてPCが欲しくなる機会は少ないかもしれない。
ただ、それは今の普段の外出先に最適化されたサービスが供給されていないからだ。
存在しないものを想像して、「あったらいいな」と思うことは、けっこう難しい。

例えばこの前のdocomoの企業展示では、「触覚」を伝えることのできるケータイ、というのが発表されていた。
今はまだ最初期の開発段階ではあるが、実用化されたら、世界の裏側の会った事の無い人と握手ができる。
それを実現するには、大容量通信と、処理速度の高いCPUが必要だ。

まあ、それは随分先の話で、その頃にAndroidが現役かは判らないけど、
扱う情報量が増えてくると、それを処理するソフトを開発しなきゃいけなくて、そのソフトを今みたいに一つ一つのメーカーが作っていたのでは、開発コストが膨大にかかるし、グローバル化もできない。

一説によると、携帯電話の開発費用の8割はソフトウェアの開発費と言われている。
さらに、既に内需は飽和しつつある中でも、日本は独自仕様が多過ぎるために、海外進出ができないでいる。


そうした問題点を解決するのが、オープンプラットフォームであるAndoroidやLiMoなどだ。

* * *

とは言え、企業レベルの投資ではない個人のゲーム開発で、現在シェアがミジンコレベルのAndroid開発はリスクが高すぎる。AndroidはJavaベースのため、現時点では同じJavaベースのSoftBankで開発し、基礎を固めてAndroidへ移行するのが良いのではないかと思っている。

ただ、SNSゲームがどこまで伸びるかはさておき、クラウド化する中でWEBベースになった時はphpを覚えていた方がいいのではないかという気もしている。
SNS以外でも、WEB上のDBを利用したゲームであれば、やはりphpが良い。

そもそも詳しく無いんだけど、JavaとPHPって似てるのかなあ。
調べてみると、併用してる人もけっこういる。うーん。
プログラミングは一つ覚えると後は方言が違うだけ、みたいな話も聞くけど、どうじゃろね。

とりあえずRPGの企画を作ろう。

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